エアバスはアメリカの航空機産業に対抗して1970年にフランスと旧西ドイツの航空機メーカーが協力してヨーロッパで設立されました。フランス、ドイツ、アメリカ、中国などに最終組立工場を持ち、延べ約130,000人の従業員がいます。日本でもさまざまな航空会社でおよそ120機が運航されており、特にLCCでの市場シェアは90%以上にのぼります。
近年ではサステナビリティにも力を入れています。最先端技術と最新の空力設計により低燃費・低騒音を実現したA350-1000が今年1月にJALによって羽田で就航を迎えました。将来的な水素旅客機の運航を見据えた企業との提携、研究開発にも注目です。
また、エアバスでは飛行機だけでなくヘリコプターも製造しています。日本での歴史も長く、今では370機以上ものヘリコプターが運航されています。エアバスは国内に整備施設をもち日本で販売から修理まで行っています。
今回の「宙人」では、エアバス・ジャパン様のご協力の元、A350-900や大型機A380 Flying Honuの模型、さらに加えてA350-1000の組立工程の紹介映像の展示を行います。皆様のご来場をお待ちしています。