ANA(全日本空輸)は、日本を代表する航空会社であり、「あんしん、あったか、あかるく元気!」をモットーに世界でも高い評価を得ています。
また、日本国内外の主要都市を結ぶ幅広い路線網を運航し、利用者に快適で便利な旅を提供しています。さらに、飛行機だけでなく、空港ラウンジや機内食など、細部に至るまで心地よい旅を提供することに力を入れています。乗客のニーズに応えるために、常に新しいサービスや機能を導入し、革新的な取り組みを行っています。その結果、ANAは旅客や産業関係者から多くの賞賛を受けています。
ANAは地域社会との関わりも重視し、CSR活動にも積極的に取り組んでいます。例えば、環境保護や地域貢献活動など、社会的責任を果たすために様々な取り組みを展開しています。
今回の「宙人」では、デ・ハビランド・ヘロン114のパネルやBoeing 737、747のモデルプレーンを展示しています。ヘロン114は1954年に導入されたレシプロ機(プロペラ機)で1961年まで使用されていました。当時はまだ全日本空輸ではなく、日本ヘリコプター(日ペリ)という社名だったので、パネルに写っている機体にも日本ヘリコプターの名前が書いてあります。
Boeing737は1969年に導入されたジェット機で、ANAではB737-200から-800まで複数の派生型が使用されてきました。今回の模型は-200です。機体の大きさの割に席数が多く、ずんぐりしたスタイルから「ミニジャンボ」と呼ばれていました。
それに対して二階建てで「ジャンボ」と呼ばれていたのがBoeing747です。1979年に今回の模型である747SR-100が導入され、-200B、-400等の機体がANAで活躍してきました。今回お借りしたB747の垂直尾翼にはANAの旧社章が塗装されていますが、模型とは別でANAの旧社章や過去の機体を掲載したパネルも展示しております。
また、ANAでは旅客機として使用していたB767型機を貨物機に改修することもあります。今回の五月祭ではその際に外した窓枠もお借りしてパネルとして展示しております。なかなか触れることのない旅客機引退後の機体の利用法に触れる機会だと思いますので、是非ご来場いただきご覧ください。