Laboratories
鈴木・山下研のテーマは流体力学全体です。柏キャンパスの極超音速風洞高エンタルピー風洞やCFD計算機シミュレーション、Deep Learning等を駆使し、マッハ5以上の極超音速流から微小低速流れまで広くカバーしながら、隕石やロケット周りの流体の解析から火星大気中などの低レイノルズ数流れ、砂の粒子の流体的振る舞い等様々な対象を研究しています。 世の中は流体でできており、人間の体は勿論、宇宙自体も流体で出来ているとも言えますので、チャレンジできる研究テーマは無限にあります。 鈴木研究室では想像力を活かして学生に自由にテーマを選んで自由に研究することを思い切り楽しんで頂けることを目指しています。
研究室ホームページへ水や空気を伝わる波、そして宇宙空間を伝わるプラズマの波動ーそれはソリトン理論という最新の数学を用いて解析することが出来ますが、その様子はまだ完全には解明されていません。そして、このソリトン理論や流体力学とも深い関係があるセルオートマトンという手法を用いると、車や人の流れを空気の流れと同じように調べることができます。高速道路での渋滞や通勤通学時の混雑は嫌ですよね。本研究室では、セルオートマトンを用いたシミュレーションや理論的な解析、そして実際の車や人による実験を行って、渋滞や混雑の解消方法の研究に取り組んでいます。
五月祭特設サイトへ 研究室ホームページへ小川研究室(JAXA宇宙科学研究所)では、衛星・探査機や飛翔体の熱制御や熱流体に係る研究に取り組んでいます。衛星・探査機や飛翔体が設計通りに性能を発揮しミッションを遂行するためには、各搭載機器・要素の要求を満たす適切な温度にすることが求められます。非常に厳しい宇宙熱環境において、この役割を担うのが熱制御システムです。近年では、ミッションの高度化に伴って熱的な要求も厳しくなり、熱制御技術の重要性が大きく高まっています。本研究室では、将来の科学衛星、月・惑星探査機や飛翔体の挑戦的なミッションを可能にするための研究を自由な発想でおこなっています。将来ミッションに向けて、大きく分けて(1)次世代型ヒートパイプ技術、(2)極低温熱輸送デバイス、(3)ふく射熱制御技術、(4)探査機熱システム・検証について、熱流体現象の基礎的研究から、宇宙機搭載に向けた応用研究まで幅を持たせて取り組んでいます。五月祭では研究室紹介動画をぜひご視聴ください
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